共働き世帯って実際どのくらい?平均年収と1000万円世帯の割合を調べてみた
最近、ふと気になったことがあります。
「今の日本って、どのくらいの家庭が共働きなんだろう?」
私の周りを見ても、夫婦2人とも働いている家庭はかなり多い印象です。
昔は「夫が働いて、妻が専業主婦」という家庭も珍しくありませんでしたが、今では共働きが当たり前になってきました。
そこで今回は、日本の共働き世帯はどのくらいいるのか、平均年収はどれくらいなのか、そして夫婦で年収1000万円以上を稼ぐ世帯はどのくらい存在するのかを調べてみました。
数字を見てみると、なかなか興味深い結果でした。
日本の平均年収は460万円
まず気になるのが、日本人の平均年収です。
国税庁が公表している「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本全体の平均給与は460万円となっています。
もちろん、これは正社員だけではなく、パートやアルバイトなども含めた数字です。
また、「平均」という数字には少し注意が必要です。
例えば、年収300万円の人が多くても、一部に年収1000万円、2000万円という人がいると、平均値は引き上げられます。
そのため、
「日本人の半分くらいが年収460万円なのかな?」
というイメージではありません。
あくまでも、日本全体を平均した数字です。
とはいえ、自分の年収と比べてみると、ちょっと気になりますよね。
共働き世帯はどのくらいいる?
では、本題の共働き世帯です。
総務省統計局の「令和4年就業構造基本調査」によると、夫婦ともに働いている共働き世帯は419万6700世帯とされています。
さらに、日本の世帯数は、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2025年には約4964万世帯とされています。
単純に世帯全体と比較すると、
「日本ではかなり多くの家庭が共働きなんだな」
ということが分かります。
もちろん、ここには単身世帯なども含まれているため、「夫婦世帯の何%が共働きなのか」と完全に同じ意味ではありません。
ただ、今の日本で共働きがかなり一般的になっていることは間違いなさそうです。
では、共働きで世帯年収1000万円以上はどのくらい?
ここが私が一番気になったところです。
夫婦それぞれが働いて、
「世帯年収1000万円」
という家庭。
なんとなく、
「かなり裕福な家庭なのでは?」
と思ってしまいますよね。
ところが、データを見ると、共働き世帯の中で世帯年収1000万円以上を稼いでいる世帯は20.32%となっています。
つまり、単純計算すると約5世帯に1世帯です。
これを知ると、ちょっと印象が変わります。
「1000万円世帯なんて、ごく一部のエリート家庭でしょ」
と思っていましたが、共働き世帯に限ってみると、決して珍しい存在ではないようです。
もちろん、世帯年収1000万円といっても、
夫700万円+妻300万円
なのか、
夫500万円+妻500万円
なのかで、家庭の状況は大きく違います。
また、住んでいる地域、子どもの人数、住宅ローンなどによって生活水準も大きく変わります。
「世帯年収1000万円=余裕のある生活」
とは、一概には言えません。
共働き世帯のボリュームゾーンは?
では、共働き世帯では、どのくらいの年収が一番多いのでしょうか。
調べてみると、ボリュームゾーンとなっているのが世帯年収500~599万円。
さらに、
300~699万円以下
の範囲にかなり多くの世帯が集中しており、合計すると44.33%となっています。
つまり、共働きだからといって、必ずしも世帯年収が1000万円近くになるわけではありません。
夫婦2人が働いていても、
「生活費」
「子どもの教育費」
「住宅費」
「車」
「保険」
「税金」
などを考えると、手元に残るお金は意外と多くありません。
私自身も、お金について考えるときに一番大切なのは「年収」そのものではなく、最終的にいくら残して、いくら資産に回せるかだと思っています。
年収よりも「資産形成」が大切だと思う
今回、共働き世帯の年収について調べていて、改めて感じたことがあります。
それは、
「年収が高い=お金持ち」ではない
ということです。
例えば世帯年収1000万円でも、毎月の生活費が高く、住宅ローンや教育費などでほとんど使ってしまえば、資産はなかなか増えません。
逆に、世帯年収700万円でも、生活水準をコントロールして毎年しっかり貯蓄・投資をしていけば、10年、20年後には大きな差になります。
私自身も、年齢を重ねるにつれて、
「今いくら稼いでいるか」
だけではなく、
「老後にいくら残せるか」
をかなり意識するようになりました。
若い頃は給料が入ったら、それを使って生活することが中心でした。
でも50代になってくると、考え方も少しずつ変わります。
「あと何年働くのか」
「老後はいくら必要なのか」
「今ある資産をどう運用するのか」
こういったことを考える機会が増えました。
共働きだからこそ、夫婦でお金の話をしたい
共働き家庭の場合、夫婦それぞれに収入があるため、
「自分のお金」
「妻のお金」
という感覚になってしまうこともあると思います。
でも、家計全体で考えると、夫婦の収入は家庭の大きな資産です。
だからこそ、
「毎月いくら貯める?」
「教育費はいくら必要?」
「老後はいくら必要?」
「投資はいくらまでやる?」
といった話を、夫婦でしておくことは大切だと思います。
特に子どもが大学生になると、教育費の負担はかなり大きくなります。
若い頃には想像していなかった出費が、次々と出てきます。
だからこそ、収入が多い時期に使い切ってしまうのではなく、将来に向けて少しずつ資産を残していくことが重要なんだと思います。
「年収1000万円」を目標にするだけでは足りない
今回調べてみて、共働き世帯の約2割が年収1000万円以上という数字には少し驚きました。
ただ、それを見て、
「じゃあ世帯年収1000万円を目指そう!」
だけでは不十分なのかもしれません。
大切なのは、
収入を増やすこと
↓
支出をコントロールすること
↓
余ったお金を貯める・運用すること
↓
時間をかけて資産を増やすこと
だと思います。
収入が増えれば、もちろん資産形成はしやすくなります。
でも、収入が増えた分だけ生活水準も上げてしまうと、なかなか資産は増えません。
いわゆる「年収が上がったのにお金が残らない」という状態です。
私もこれからは、単純に収入を増やすことだけではなく、今ある資産をどう守り、どう育てるかを大切にしていきたいと思っています。
まとめ
今回調べてみて分かったことを簡単にまとめると、
・日本全体の平均給与は460万円
・共働き世帯は419万6700世帯
・共働き世帯の世帯年収1000万円以上は20.32%
・共働き世帯では500~599万円がボリュームゾーン
・300~699万円以下に44.33%が集中
という結果でした。
数字だけを見ると、
「世帯年収1000万円って、思ったより多いんだな」
と感じます。
ただ、今回改めて思ったのは、年収はあくまで入り口にすぎないということ。
本当に大切なのは、その収入をどう使い、どれだけ将来に残せるか。
特に50代になった今は、若い頃とはお金に対する考え方も変わってきました。
これからは「いくら稼ぐか」だけではなく、
「いくら残すか」
そして、
「残したお金をどう育てるか」
を意識していきたいと思います。
皆さんの家庭では、世帯年収や資産形成について、夫婦で話をしていますか?
今回の記事が、ご家庭のお金について考えるきっかけになれば嬉しいです。


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