インデックス投資の中身は?

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運用

よく投資雑誌に「インデックス投資が最強」と書かれている雑誌や広告を良くみます。何が最強何でしょうか?

インデックス投資とは?

市場の値動きを示す指数の値動きに連動をめざす投資手法です。国内で言えば「日経平均」海外では「ダウ」に連動することを目指した投資手法です。

メリットは?

インデックスファンドを買うだけで分散投資ができる

1つの投資先にも関わらず簡単に複数の分散投資ができます。

信託報酬などの運用にかかるコストが低い

信託報酬という証券会社へ支払うコストが「アクティブファンド」より安いのです。これに関しては過去ブログ「アクティブとパッシブ」を参照してください。

投資の手間がそれほどかからない

誰もが簡単に調べられる指標が目標の為、悩む必要が少なく、積み立て投資に向いています。仕事で忙しく個別銘柄をチェックする暇がない方はざっくり「インデックス投資」をしておけば大丈夫と言う訳ですね。銘柄は勝手に入れ替えをしてくれますので、個人で悩む必要もありません。

このインデックス投資は大きく分けて5つのタイプがあります。

インデックス5つのタイプ

1.全世界型インデックス

世界47カ国の株式の値動きを示す指数に連動。米国、欧州、日本などの先進国株式に加え、中国やインドなどの新興国株式を含む。1本のファンドで世界に分散投資をしたのと同様の効果が得られる。「日本を含む」オール・カントリーのタイプと「日本を除く」タイプとがあります。

2.米国型インデックス

米国株式市場に上場する株式。主な指数としては、米国株式市場の大企業約500社を対象とした「S&P500」や、米国株式市場の大型株から小型株までの約4000社を網羅した「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」など。米国株のみに対する投資となるので先進国よりリスクが高いです。

先進国型インデックス

日本を除く、米国、英国、フランス、カナダ、ドイツなどの先進国22カ国に上場する大・中型株のうち、約1300銘柄が構成対象。現段階では米国比重が7割と高いです。

新興国型インデックス

経済成長が期待されるアジア、中東、アフリカ、南北アメリカ、欧州などの新興国24カ国の大・中型株約1100銘柄が構成対象。今後成長するであろう国の企業の集まりなので、値動きが激しくリスクが大きいです。

出典:ひろにの投資計画

国内型株式インデックス

東証プライムに上場する国内株式。主な指数に、市場を代表する225銘柄を対象とした日経平均株価(日経225)や全上場銘柄を扱うTOPIX(東証株価指数)がある。生産年齢人口の減少などを考えると、株価の大幅な上昇は期待しにくい。

組入上位銘柄②(2022年7月29日現在)

順位 銘柄 組入比率

1 トヨタ自動車 3.87%

2 ソニーグループ 2.91%

3 キーエンス 1.89%

4 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1.71%

5 日本電信電話 1.66%

6 リクルートホールディングス 1.35%

7 任天堂 1.34%

8 ソフトバンクグループ 1.31%

9 日立製作所 1.28%

10 武田薬品工業 1.22%

あとがき

本当は投資の勉強を初めて、自分の目で見定めてから投資先を決めるべきなのですが、このインデックス投資は初心者でも分かりやすく、利益が取れやすい手法になります。

この5つのインデックス投資を頭に入れて、自分の資金を導入する投資先を決めるのです。それは1つの投資先でも良いですし、いくつかの組み合わせでも構いません。その組み合わせ「ポートフォリオ」については明日ご紹介しましょう。

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