日本と米の賃金上昇率とインフレ率

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こんにちはミライです😀

先日、Yahooニュースで見たのですが、

IMF、世界経済見通しを下方修正 金融不安で警戒レベル引き上げ

国際通貨基金(IMF)は11日、最新の世界経済見通しを発表した。2023年の世界経済成長率を2・8%と前回の見通し(1月)から0・1ポイント引き下げた。24年も3・0%と0・1ポイント下方修正した。世界のインフレ率は、23年は7・0%22年の8・7%から鈍化し、24年には4・9%になると予測。

Yahooニュース

世界的にはこんなにインフレ率が高かったんですね😲知りませんでした

日本のインフレ率は?

日本のインフレ率は3.7%(2022年10月時点)2023年のインフレ率見通しは5.34%

しかし、これは商品によって違うものもあり、ざっくりとした計算ですが世界のインフレ率より2~5%も低い数値なんですね。

日本のインフレ原因は?

一つ目の要因は、22年2月のロシアのウクライナ侵攻を契機とした原油・天然ガス価格の高騰です。 もう一つの要因は、小麦やトウモロコシといった食料品価格の高騰である。 これら二つは、日本特有の問題ではなく、世界各国のインフレ圧力となっており、特に欧州ではこれらの要因それぞれが各国のインフレに3%以上の圧力を与えている。

2023/01/16

年内に値上げする予定の食料品は累計で2万品目を超える中、所得も伸びないために、現状の低インフレ率でも家計にかかる負担は大きいのが現状です。

日本の賃金上昇率は?

日本の平均賃金は過去30年間ほとんど変わっておらず、経済協力開発機構(OECD)が公表する世界の平均賃金データによると、日本の平均年収は35カ国中24位。G7の中でも下から2番目に位置しています。

2021年の大手企業の総平均昇給率は1.84%( 2020年は2.12% )でした。 中小企業の昇給率は、2021年の中小企業の総平均昇給率は1.68%( 2020年は1.70% )

経団連が2021年7月30日に発表

日本で賃金が上がらない理由

賃金水準が低い非正規労働者、女性、高齢者、サービス業従事者が増加

非正規雇用者が増え、高い賃金を払わなくても社員と同じ仕事が出来るために人件費が上がらないこと

生産性の低下

正規職を中心にサービス残業を含む長時間勤務が残存していること

若者の勤労意欲の低下

賃金に年功序列部分が多く反映されているため、企業に対する寄与度ほど賃金が上がらない若年層の勤労意欲が低下していること

投資が出来ない中小企業

大企業と比べて相対的に投資ができず、その結果生産性向上の実現が難しい中小企業の比率(全企業の約99.7%)が高いこと

値上げしない

原価コストを販売価格に上乗せしていないのです。日本経済の長期低迷の影響を受けた企業が値上げに積極的な動きを見せず、その結果企業が十分な利益を上げていないこと

アメリカの賃金上昇率は?

直近数年間に緩やかな上昇傾向を見せており、アメリカの賃金上昇率約4%の上昇を示しました。一方、インフレ率は5.4%の高水準を示しています。(2021年第2四半期)

日本の賃金上昇率(約1.7%)、インフレ率(約3.7%)はアメリカよりも低い水準なのです。

なぜアメリカは賃金が高い?

米国の賃金が大きく上昇している。 これには、高齢者の早期引退や移民の減少で労働供給が不足していることが背景にある。 賃金上昇は幅広い財やサービスの価格に転嫁されており、米国の高インフレを主導している。

両国の問題点は?

賃金上昇率とインフレ率のバランスがとれていないということが挙げられます。アメリカでは、賃金上昇率の高まりがインフレ率の上昇を招いていることが問題視されており、一方日本では、賃金上昇率が低いために購買力の低下が起こりにくく、インフレ率も低位にとどまるという構造上の問題があります。

対策は?

両国ともに賃金上昇とインフレのバランスをとるために、景気回復や生産性向上の推進が求められます。また、アメリカでは賃上げの度合いを調整し、日本では働き方改革を推進することで、賃金上昇率の拡大や生産性の向上を図ることも重要です。加えて、円高の防止など、国際環境に配慮した対策が必要です。

あとがき

最後まで読めましたか🤣少し難しい内容でしたね。おまけに答えはざっくり(笑)

でもそんなもんですね。答えが分かれば大統領、総理大臣はそんなに悩みません😁でも少しづつでも分かりやすく、何回も教えますのでどうぞ今後も宜しくお願い致します。私も疲れました😴

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