こんにちはミライです。
今日は「医者や薬に頼らない!全ての不調は自分で治せる」著者 藤川徳美さんを読んで、勉強した内容を皆さんと共有致しますね。
これは、ふじかわ心療内科クリニックの院長が書いた、経験と知識の集大成です。一言で言うと、「栄養をしっかり摂ることで、健康的な人生を歩むことが出来る」と言う内容です。また25万部突破して現在アマゾンでベストセラー1位になっています。
あなたは健康的な食事をしていますか?
「はい!白米に味噌汁、焼き魚にサラダ、冷奴食べてます。」
残念ですが、これでは健康にはなりません( ̄▽ ̄;)
確かに日本食は健康的なイメージがありますが、その食事では糖質が多すぎ、タンパク質や脂質、ミネラル、ビタミンが不足しています。一見バランスが良さそうでも中身が少ないのです。
この本の著者は「今の常識に従ったバランスの食事をしていたら栄養失調になります」また、「栄養失調が全ての病気の原因になっています」と書かれています。
では順を追って重要な内容をご紹介いたします。
1.病気の人は極度のタンパク質と鉄不足
理由は、普通に生活していたら先ほどのように、中身が少ないバランスの悪い食事をしているからです。現代の食事は、全てタンパク質や鉄、ビタミン、ミネラルが全然取れない上に、糖質が多すぎるのです。
ではどうすれば良いのですか?
米やパン、麺を減らして、肉や魚、卵をしっかり摂り、サプリでビタミンやミネラルを補給することです。
そうすれば病気になりにくいの?
はい!しかし、順序があります。
この図のように、タンパク質と脂質が全ての土台なので、まずはこれらから摂取する必要があります。
なぜタンパク質は重要なの?
人間の体は水分を除いた70%がタンパク質で出来ています。タンパク質が、不足するという事は身体の修復が出来ないと言うことなのです。肌が荒れたり、疲れやすくなったり、下痢やガンになったりするのです。実際に1,000人以上の患者を見ていると、なんと全員極度のタンパク質と鉄分不足だったそうです。
2.薬や医師に頼っても病気は治らない
ほとんどの医者は栄養学を学んでいないからです。だからお医者さんは、一時的に症状が緩和するように薬を出す事が多いそうです。
実際に医学部では栄養学は一切教えられないし、先進国では栄養失調はありえないというのが常識になっているからです。
だから、具合が悪くても栄養に、関してアドバイスをするお医者さんは居ないのです。そして、多くのお医者さんは雇われているので病院の方針、マニュアルにそってしかアドバイスしないのです。この著者は、臨床現場で試行錯誤して栄養学を学んだ結果、薬ではなく、タンパク質や鉄、ビタミン、ミネラルの4つを摂取する事が必要だと気付いたそうです。著者は「病気は患者が自分で栄養を摂って治すのだ」と、書かれています。また「別に著者のクリニックに来る必要も無いし、自分でこの本を読んで勉強して、治してください」と、書かれています(笑)
そもそも、病気の原因は食生活が招いているので、それを改善して下さいと言っているわけですね。
3.血液検査をして確認する
血液検査で必要な栄養素を数字で確認する事でどう行動するのかを決める為です。
血液検査で注目して欲しい項目は、尿素窒素(BUN)とフェリチンという項目です。
尿素窒素とはタンパク質の量を示しています。
尿素窒素の値が
10以外 最重度のタンパク質不足
10~15 重度のタンパク質不足
15~20 タンパク質不足
20以上 タンパク質が足りている
次にフェリチンとは鉄分のことです。
この値が100以上あると大丈夫です。ちなみに、この値は女性の方が不足しやすくなります。月経があるからですね。
この2つの値を確認して、2~3ヶ月後に再度血液検査をして、この数値にどう変化があったのかを確認しなければならない。自分の行動が正しかったのか確認するためですね。また、尿素窒素はどの病院でも表示されていますが、フェリチンは表示していない所もありますので事前に確認することですね。
4.プロテインを活用する
先ほどのように尿素窒素の値が低い人は何かしらの病気にかかる危険性があると書かれています。この値を改善するためにはプロテインが効果的らしいです。しっかりとタンパク質を摂取するために、自分の体重の1~2倍のタンパク質をとる必要があるのです。
タンパク質の1日の推奨摂取量は体重1kgあたりに約0.8gとされています。 この2倍量が減量に良いということです。 例えば体重が68kgの人は、1日におよそ110gのタンパク質を摂るという計算になります。 妊娠中や授乳中の人、活動量がとても多い人、高齢者の場合は、これより少し多めに摂ると良いです。出来れば1.5~2倍のタンパク質を、取れればベストと書かれています。
病気の人ほど、タンパク質を多く摂取する必要があるのです。しかし、実際にタンパク質を食事だけで摂ろうとしたら、卵であれば1.5個、米なら650gが必要なのです
結構大変ですよね。( ̄▽ ̄;) しかし
ホエイプロテインであれば、1杯で20g程度のタンパク質を即摂取する事が出来ます。著者は「プロテインは人類の英知の結晶」と書かれています。著者のクリニックではプロテインも販売しているそうです(笑)
ソイプロテインではダメなのですか?
お腹を壊したりする人もいるかもしれません。しかし、ソイプロテインではダメです。ソイはホエイに比べて吸収が悪いため効率が悪いそうです。
ホエイプロテインは1日2回摂る
なぜなら大幅に病気に対して改善する事が多いからです。プラスして、食事で肉、魚、卵を摂れば1.5倍以上のタンパク質が摂れますね。
タンパク質が増えると、肌のキレイになったり、行動的になり、疲れにくい体になります。
5.女性はサプリから鉄をしっかり摂る
鉄が不足するとうつ病やイライラ、冷え性になります。もし、ほうれん草だけで1日に必要な鉄分を撮るとすれば毎日バケツ4杯以上の量を食べなくてはなりません(笑)ほうれん草やプルーンなどの植物性のタンパク質より、肉や魚などの動物性のタンパク質から鉄分を摂取した方が圧倒的に多いです。しかし、さらに良いのが
「キレート鉄」と言うサプリです。これは、吸収率が高い鉄です。似ている商品で「ヘム鉄」がありますがこれは効率が悪いためダメです。ちなみに、国内ではほとんどがヘム鉄を売っていて、海外では、ほとんどがキレート鉄を売っています。キレート鉄を買う場合は海外のメーカーの物が良いでしょう。
6.糖質を極力減らして、脂質を摂る
生命体には行動をしたり、考えたりする場合にATPというエネルギーで動いています。このATPの原材料は糖質か脂質のどちらかになります。イメージとして車に例えるとタンパク質はエンジンで、糖質、脂質はガソリンですね。そして、脂質の方がよりATPを作りやすいのです。糖質と比べて3倍違います。また、脂質はATPを作るために消費するビタミンも少なく済むのです。
しかし、糖質のある食べ物は美味しいですもんね。なかなか健康になる為には我慢が必要なんですね( ̄▽ ̄;)
7.甘いものの欲求を抑える
やはり、糖質を食べるのを根性で我慢することは非常に難しいそうです。(笑)
糖質はコカインと同じレベルの依存度だとも言われています。しかし、タンパク質をしっかり摂ることでそれを弱めることが出来るそうです。タンパク質を摂れば食欲は治まるそうです。
つまり、お腹がすいたらプロテインを飲め!だそうです。
8.サプリでビタミン、ミネラルを摂る
普通の食事をしているとビタミン不足になるからです。食事だけでの摂取では難しいそうです。
最低限摂っておいた方が良いサプリは
キレート鉄
ビタミンB50コンプレックス
ビタミンC
ビタミンE
の4つです!
なんで、こんなにサプリが必要なの?
人によって摂ったビタミンが体内に吸収されるのに個人差があるからです。これは、例えばガン家系の人はビタミンCが不足しやすいと言うイメージです。しかし、これらのビタミンを摂る前に、ホエイプロテインでしっかりタンパク質を摂っていないと、効果が出ないので注意が必要です。
あとがき
うーん。自分で健康になる為には、色々と必要ですね。目が覚めました(笑)
転勤族の私は食事も、バランスが悪く、自炊も全然しません。その為にプロテインは以前から利用していましたが、今後はサプリも利用しようと思います。前回書いたブログの「死ぬ前に後悔する事25」の1位は「健康に気を使わなかったこと」ですからね。
この本の内容が全てだとは私も思いませんが、皆さんも健康的な毎日が送れるように毎日改善していきましょう!
このブログに興味がある方は、どうぞ本を買って実践してみてください。より詳しい説明が書いています。
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