こんにちはミライです。今日は、世界と日本の人口について考えていこうと思います。日本では高齢化社会で人口減と言われていますが世界単位ではどういう傾向にあるのか気になりませんか?そんな思いで急に調べだしたら面白かったです。だって人口が増えるか減るかで色々な問題やチャンスって生まれますもんね。
現在の世界と日本の人口
世界人口:78憶7500万人で、昨年に比べ8000万人増加。
日本人口: 1億2610万人で世界第11位 。40万人減少。
出典:世界人口白書2021
日本人は世界が100人の村だった場合1.6人になる計算ですね。やはり世界は広い。でもアジアの中でも日本の人口は突出しています。なんと世界ランキング11位です。こんなに狭い国土なのにヨーロッパ各国のどの国よりも人口が多いのです。
ピークの世界と日本の人口
世界人口:2030年までに85億人に達し、2050年には97億人、2080年104億でピーク
日本人口:2048年には1億人を割って9,913万人となり、2060年には8,674万人、2088年は6,814万人
あくまでも予測なのでこの通りには行かないかもしれませんが。この数値を見ても日本のミライは楽観視できる様子ではないですね。今後、長期の人口減少過程に入り、2088年には約6,814万人と、現在のざっくり半分になります。 人口の調整は長期的な政策や方針によりようやく可能になる数値なので、抜本的なナニカがないと大きく変わる事がないですね。
また、世界人口の増加の過半は、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニア連合共和国、インドネシア、エジプト、米国といったごくわずかな国で発生すると言われています。貧困層が多い国ほど子供を多く作る傾向があります。いずれも発展途上国が多いですね。
70億から80億人に増加するまでは12年かかりましたが、次の10億人増加には約14年半かかり、2037年に90億人に達すると予測されています。 人口増加の要因には、技術の革新によって作物の生産能力が上がったことや、医療の発達により、死亡率が低下したことが挙げられます。
なぜ先進国は人口が減るのか?
理由①子供を多く作らなくなる・・・教育に対して費用が掛かるので子供を少なく生んで、教育費などの塾代や大学費用を手厚くしたいと考えているからです。
理由②女性の社会進出・・・女性の教育向上と社会進出が増え、結婚、出産に対して価値観が変わってくるのです。より生活を楽にするために女性の収入向上、出産による機会損失を嫌っているのかもしれませんね。
理由③未婚率・・・どの世代も毎年結婚しない人が増え続けています。これは結婚に対しての価値観の変化、結婚しなくても楽しく生きれるようになった社会、ネット環境の変化による不安の払拭があるのかもしれません。
やはり、子供を育てる環境や、社会の整備が必要なのですね。結婚に対しての価値観を想像出来たり、結婚しても働きやすい環境も大事ですね。
日本の人口が減るとどうなるのか?
2030年問題とは、現在でも問題化されている少子化・高齢化・人口の減少・年金問題が、いまよりも、さらに深刻化していると予想される問題であり、具体的には、日本の総人口の1/3が高齢者になる・生産年齢人口(労働者人口)が減少する・GDPが低下する・過疎地域が増加する、などがあります
国内需要の減少による経済規模の縮小、労働力不足、我が国の投資先としての魅力低下による国際競争力の低下、医療・介護費の増大など社会保障制度の給付と負担のバランスの崩壊、財政の危機、基礎的自治体の担い手の減少など様々な社会的・経済的な課題が深刻化することとなる
世界と日本の出生率
世界出生率:2.3人
日本出生率 :1.34 人
国連と厚生労働省
世界では1990年の女性1人当たり3.2人から2019年には2.5人へと低下し、2050年にはさらに2.2人へと減少が見込まれています。
過去の歴史を見ていてもわかるのですが、生産年齢人口の増大が、経済成長のチャンスになる事は間違いないです。このまま人類はどう増減するのか?環境問題は?居住所は?食物問題は?と課題は山盛りですね。今から57年後の2080年までには解決しなければならない問題多すぎますね。
世界と日本の高齢化
世界高齢者:現在は11人に1人が高齢者。2050年までに6人に1人。
日本高齢者:現在は4人に1人が高齢者、2036年には3人に1人。
日本のみならず、世界単位でも高齢化は進みますね。世界でも先駆けている日本の高齢化社会を成功させることが、世界モデルとなって世界中のミライを明るいものにしてくれれば良いと本気で思います。
日本の高齢化社会を明るいものに変えるためには?
1.高齢者支援施策の充実
高齢者の生活支援や医療・介護サービスなど、高齢者支援施策の充実が求められています。特に、地域に密着した介護施設や在宅介護支援、訪問介護などの充実が求められます。
2.若者と高齢者の交流の促進
若年層と高齢者の交流の場を増やすことで、若者が高齢者のことを理解し、高齢者も若年層のことを理解することができます。これによって、相互の理解を深め、高齢者が孤独感や不安感を感じず、若者が高齢者を支える社会をつくることができます。
3.働き方改革や子育て支援の充実
高齢者の介護や生活支援を行う人々(介護職員、保育士など)が働きやすい環境を整備し、働くことと子育てを両立できるような支援を充実させることで、高齢化社会で働く人々が負担を受けず、生産的に活躍できるようになります。
4.健康づくりの推進
高齢者の健康づくりや予防医療を推進することで、健康寿命の延伸を図ります。これによって、介護の必要な高齢者が減り、社会保障費の低減に繋がることが期待できます。
以上のような取り組みが必要です。高齢化社会を一人でも多くの人が楽しく暮らせるようにするため、国や地域社会、個人レベルでの取り組みが求められます。
あとがき
今回も人口の話から高齢化社会についての話に変わりましたね(笑)
この人口の話を考えている時、人類はどうすればよいのだろう?と考えてしまいましたが神でもないのに(笑)この重い深い内容を全人類で考える事が必要なのですね。
追記:うーん、私のブログも計画的に作らなきゃなと反省の毎日です。現在は仕事をしながらの執筆作業なので、休みの日に書き貯めて、予約公開を行っている状態です。どうぞ今後も温かい目で見守り続けてください。
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