幻想の灯りに包まれる夏の夜 ― 山鹿灯籠まつり

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雑記

熊本県山鹿市の夏の風物詩といえば、山鹿灯籠まつり

毎年8月15日・16日に行われ、街全体が黄金色の灯りに包まれる幻想的な二日間です

特に夜の「千人灯籠踊り」は、訪れた人々を別世界へと誘います。

さらに、初日の夜空を彩る花火大会も見逃せません。

山鹿灯籠祭りには、山鹿市の人口の約3倍にあたる、約15万人の来場者が見込まれています。

そんな皆に大人気なお祭りを今回取材させていただきました。

こんなのどかな風景が夜には人がごった返すなんて信じられないですよね

この絵をかいているのは、熊本県天草市出身の画家 鶴田一郎さんです

他にも化粧品や他のお祭りもかいています。

地元愛があっていいですよね。

山鹿灯籠まつりの歴史

山鹿灯籠の始まりは約600年前。室町時代、九州遠征中の後醍醐天皇の皇子・懐良親王を山鹿の人々が金灯籠の灯りで案内したことが由来と伝えられています。その後、町の女性たちが手作業で作る和紙と糊だけでできた山鹿灯籠が、まつりの象徴になりました。

その為、雨が降ったら灯篭が壊れてしまうので中止になります。

千人灯籠踊り ― 最大の見どころ

まつりのハイライトは、千人灯籠踊り。

浴衣姿の女性が、頭に黄金色の山鹿灯籠を乗せ、優雅に舞う姿は息をのむ美しさです。

踊りの曲「よへほ節」に合わせて揺れる灯籠は、まるで光の波のよう。

夜風にのって響く太鼓や笛の音が、さらに情緒を深めます。

実施日前にお邪魔しました。

有料席も用意されており、ゆっくり堪能したい方は早期予約必須ですね

山鹿灯籠花火大会 ― 灯りと光の共演

こんなのどかな場所ですが。。。

夜になると人がびっしりと集まってきます。

初日の夜には、菊池川河川敷で山鹿灯籠花火大会が開催されます。

約4,000発の花火が打ち上げられ、川面と夜空を鮮やかに染めます。

特に、灯籠の柔らかな光と花火の豪快な輝きが重なる瞬間は、写真にも心にも残る絶景です。

打ち上げは20時からスタートし、フィナーレには大輪のスターマインが夜空を飾ります。

近くで花火が打ちあがるので、音と光が半端なかったです。

今まで見た花火ベスト3に入りますね!

あまりにも近くで打ち上げるため、顔が疲れてしまうかもです😅

この花火が見たいがために、山鹿に来る人も多いです。

まさに圧巻でした!

さくら湯

今から約380年前の細川藩主のお茶屋として記録が残る威風堂々の木造温泉「さくら湯」

裏側には宮本武蔵の銅像もあり、かの剣豪も訪れていたらしいです。

期間中、山鹿の街並みは灯籠や行灯で彩られます。温泉街や豊前街道の古い町家がライトアップされ、昼間とはまったく違う幻想的な風景に。屋台や地元グルメも豊富で、山鹿名物「山鹿ようかん」や「馬刺し」もおすすめです。

お祭り風景

無料の足湯もあり、お子様連れには人気スポットですね

「さくら湯」付近の狭い範囲でしかイベントをしていないので、ここに人が集中します。

昼間とは全然違う風景に異世界に迷い込んだ感じがしましたね。

もし、疲れたって人がいたら

イベント場所の横に温泉プラザがあるので、休憩に最適です。

エアコンが聞いていて、トイレもありますので時間つぶしには最適かもしれません。

ステージ

コスプレパフォーマンスも楽しかったです。

毎年来てくれている人たちのようです。

ダンスも踊ってくれて、皆の気分を上げてくれました。

私も嫌なことを忘れて素敵な時間がとれ

こんなのもいいね!って感じちゃいました。

ご当地キャラクターも参加してくれて

意外に楽しんでいる自分に驚きましたね🤣

おめん屋台

実は個人的におめん屋台が大好きなんで写真を撮ってみました。

最近はこの猫の仮面舞踏会のようなおめんが人気ですね。

どこのお祭り会場でもよく見かけます

地元の方も手作りお面を販売していました

やっぱりこのスタイルが大好きですね

子供のころはこの風景が輝いて見えて

『どれにしようかな~』ってわくわくが止まらなかったのを記憶しています。

流行りものとしては万博の『ミャクミャク』かな?

でも鬼のお面やウルトラマンとか少しレトロな商品も多いですね。

今後、どのように『お面や』が変化するのか楽しみです。

訪れる際のポイント

日程:毎年8月15日・16日(雨天決行)

場所:熊本県山鹿市中心部

アクセス:熊本市内から車で約1時間半、バスも運行

服装:浴衣がおすすめですが、歩きやすい靴を選びましょう

花火を見る場所は、斜面な所もありますし、結構歩くと思いますので運動靴がオススメですね。

花火観覧:河川敷の場所取りは早めに、レジャーシートがあると便利です。

出来ればクッション性のあるものが、おしりが痛くならないと思います。

あとは汗拭き用でウェットティシュもあった方がいいかもです。

写真撮影:灯籠は明るめ設定、花火は三脚と長時間露光で美しく撮影可能

何時頃行ったらいいの?

1日いたんですが、各イベントやステージが始まるのが18時からが多いので、その時間ぐらいに場所に着く感じで良いと思います

駐車場はどこにとめれるの?

当日は市役所などが無料でも解放していますが、早く埋まるようですね。

また、有料ですが、

山鹿消防本部に500台ほど停められます。

15日(花火当日)の15時から23時まで料金も1日1.000円です。

しかし、早く満車になります(17時ぐらい?)ので、

駐車場問題がある人は早めに行かなきゃ停められないかもですね。

詳しくは事前に配られるパンフレットに場所や台数が書いていますので、それを参考にすれば良いと思います。

帰りは大変渋滞します。

バスに乗るまで約1時間ほど並んだ、などの声もありました。

早めに切り上げる、終了後しばらく時間をずらして帰宅するなどの対策も検討するのも良いかもしれませんね。

まとめ

山鹿灯籠まつりは、柔らかな灯りと夜空を染める花火が織りなす、夏の熊本を代表する絶景イベント。千人灯籠踊りの幻想美と、花火の迫力を同時に楽しめるのはこのまつりならでは。

この夏、熊本の夜に灯る黄金色の夢を、ぜひ体験してみてください

誰かと来ることをオススメします。

やはりこの感動を分かち合いたいですからね。

「旅行はどこに行ったんじゃなくて、誰と行った」が大事なんだなと心底思いました。

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