こんにちはミライです😊今年は暑くなりそうです。
今月中旬、気象庁は「災害級の暑さ」として注意を呼びかけています。数十年前とは明らかに異なる暑さとなる予報になっています。
暑い理由
地球温暖化
産業革命以降、化石燃料の使用が増え、その結果、大気中の二酸化炭素が増加、太陽から地球に降り注ぐ光は、地球の大気を素通りして暖め始めました。
ヒートアイランド現象
都市部では地面がアスファルトやコンクリートで舗装されています。暖まりにくく、冷めにくい性質をもっているため、草地等とくらべ熱をため込みやすく夜間でも気温が下がりにくくなっています。また、ビルなどの建物が熱を反射したり、吸収したり、熱を出したりします。また、風の通りも悪くなることで放射冷却が効きにくくなります。
ビルの空調の室外機や自動車の排気ガスからたくさんの熱が出ることにも気温上昇の要因になります。
偏西風の蛇行
南から北に偏西風が蛇行することで、暖かい空気が北へ運ばれ、例年よりもその地域の気温が上昇するのです。
最近30年の各10年間の世界平均気温は、1850年以降のどの10年間よりも高温となっています。世界平均気温は1.09℃上昇。今世紀末までに3.3~5.7℃の上昇と予測。
20世紀で海面は19cm上昇しました。2100年までに最大82cm上昇すると予測されています。
IPCC第6次評価報告書(2021)
暑くなってきている理由は色々とあるのですが、やはり自然破壊によって地球のあるべき姿から変化してしまった原因が多いですね。
過去と比べて
気象庁によると、最高気温35度以上の猛暑日の年間日数(全国13地点の平均)は増加しています。
- 平成5~令和4年の最近30年間の平均年間猛暑日数は約2.7日、明治43~昭和14年は約0.8日で、約3.4倍になっています
月平均気温も1℃以上気温が上がっている地域もあります。
熱中症対策
環境省の「熱中症環境保健マニュアル」は、対策のポイントとして、暑い環境を避けることに加え、1日当たり1.2リットル程度を目安にこまめな水分補給を行うことなどを呼びかけている。
最近は「手のひら冷却」が注目されている。体温調節の役割を果たす血管が集中する手のひらを流水や冷たいペットボトルで冷やすことで、体内の熱を逃がしやすくなるという。
あとがき
この暑いさを防ぐためには、短期的な対策予防と長期的な対策が必要ですね。
短期的には「日々の暮らし」を安全に健康的に過ごせるようにエアコンや日傘で
長期的には国家レベルと民間レベルで温暖化を抑える活動を行う
なかなか難しい問題だとは思いますが、地球大事にしたいですね。
昔は寝る時にクーラーなんてつけてなかったのに、今ではクーラーなしでは寝れなくなってしまいました。「電気代が勿体ない」なんて時代は昔の話ですね。熱中症になる前に温度調整を行い、健康管理には留意しましょう。
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