お盆やゴールデンウィーク、年末などで車のお出かけ需要が増える時は、車のトラブルも増えてきます。今回はそうならない為に、どんなトラブルが多く発生しているのかの原因と対策について話をしましょう。
14.1秒に1件の救助要請
JAFに寄せられる1年間の救援要請は219万件以上、約14.4秒に1件の割合で出動しています。(2022年度)特に、ゴールデンウィークやお盆、年末年始の連休は、救援要請が増加しているそうです。安全で楽しいドライブのために、おでかけ前に定期点検を心がけましょう。
高速道路を走る前はタイヤチェック
高速道路でのランキング1位はタイヤのパンクです。特にバースト(破裂)が多く見られるのが特徴です。空気圧が低下したまま高速連続走行はタイヤへの負荷が大きく、タイヤにたわみが大きく発熱し、最後にはバーストしてしまいます。
2022年度 出動件数・出動理由(四輪・二輪合計)
ランキング1位(3位) バッテリートラブル
バッテリー上がりの原因は、「過放電」と「破損・劣化」の2つです。過放電とはライト類や室内灯の消し忘れ、半ドアによる室内灯の点灯で起きやすいですね。また夏季はエアコンなど電装品の使いすぎに注意しましょう。電気が作られる量と使う量の不釣り合いからトラブルが発生しやすくなっています。バッテリーには寿命があり、一般的に2~3年と言われています。
ランキング2位 タイヤのトラブル
1カ月に1回は空気圧の点検や、亀裂や損傷がないかをチェックしましょう。パンク修理キットの説明書に使用の際の注意点や修理剤の有効期限が記載されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。タイヤの空気圧は車によって違い、ドアの横に適正な空気圧が書いていますので、ご自分で確認して点検するようにしましょう。最近はセルフのガソリンスタンドも多くなりましたからね。日常的に点検しましょうね。
ランキング5位 キー閉じこみ
キーの閉じこみの要因は、
・電子キーの電池切れ
・車内にキーを残したまま外に出てうっかりドアをロックしてしまう
・車内で留守番中の子どもやペットが誤って内側からロックしてしまう
があります。
対策として
・施錠する時は必ず鍵を使って、車外からロックする習慣をつける
・スペアキーを携帯すること
・電子キーは内蔵電池は1~2年程度を目安に交換する
ですね。最近の車は電子キーの電池切れを車内で教えてくれます😲便利な世の中になりましたね(笑)
ランキング9位 ハンドルロック
ハンドルロックとは自動車盗難対策の防犯機能のことで、キーを抜いたままハンドルを回すとロックがかかり、ハンドルが動かなくなります。また、キーが回らず、エンジンが始動できない場合があります。
ハンドルロックを解除するには、キーを鍵穴に差して回しながら、ハンドルを左右に動かします。エンジンスタートスイッチを押すタイプのクルマでも、ハンドルを左右に動かしながら、エンジンスタートスイッチを押すとハンドルロックは解除されます。
これは、駐車時に子供が触ったりする事でよく起きるケースですね。
緊急停止用の器材は持っていますか?
高速道路における緊急停車時は、停止表示器材(三角表示板または停止表示灯)の設置が義務付けられています。※この義務に違反した場合、反則点数1点、反則金6千円が科せられます。
あとがき
家族でのドライブは楽しいものにしたいですよね。その為にも事前に愛車の点検を行い安全運転を心がけましょう。車の取扱説明書は1度目は通しましょうね。緊急時は慌てて探せない事がおおいですよ。
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