よくスーパーとかでの抽選とかで、「無料バスツアー」ってありますよね?あれって結構なカラクリがあるんですよ。コロナ禍で下火になっていた「バスツアー」ですがコロナも終わり?また増えていってますので注意喚起も踏まえてご案内します。
抽選は故意?
抽選には応募用紙に住所、氏名、年齢を記入しなければなりません。しかし選ばれる人は中年の女性が多いらしいです。40代から70歳代の女性はあたりやすいらしいそうです。逆に男性や外国人は落ちる確率が高く選定されていると言わざるを得ない結果のようです。
追加で参加者増やせる?
基本的に1人では参加しづらいですよね?そこで追加料金プラス6千円~1万円で同伴者も参加できます。交通費もご飯代も無料だから元が取れそう!って思っている貴方!これが手口なのです。この追加料金である程度の採算も取っているらしいです。
買物場所は指定され、行きたくない場所へも
訪問先には無料の神社や景色が見れる場所が多く、その中で何故か宝石・毛皮店に立ち寄り、かつ滞在時間が長いのです。バス車内で寝てるって言うのもダメらしいです。車内清掃って言われて強制的に訪問先で降ろされるそうです。そして添乗員に買い物場所の指定を受ける流れに。。。バスツアーだから逃げようがないですね。
販売テクニック
訪問先のガイドさんもプロ顔負けのセールストークで場の雰囲気を盛り上げ、購入意欲を上げていきます。また「ジュエリーを試着するとスタンプが押されて粗品が貰える」というイベントなども行い、試着するだけで粗品が貰えるから、ほとんどの人は「無料で貰えるなら参加してみよ」って感じですよね。しかしセールス側からしたらそのスタンプを押す回数分だけ接客回数が増えるといったカラクリです。ちなみに、貰えるのはポケットティッシュぐらいなもんです。(笑)
旅行先でもあるし、他人の目もあるのでキッパリと購入を断りづらいようです。
お目当ての食事は?
普通です(笑)美味しくも不味くもないそんな感じだそうです。
宝石屋、お土産屋と旅行代理店はグル
あらかじめ提携をしていて、キックバックをもらっているのです。旅行代理店も利益を出さないとやっている意味が無いからですね。でもその利益はどこからか出るのでしょうか?それは、企業からではなく、立ち寄り先のお土産やからのの手数料からです。だからバスガイドさんも必死に「買って貰えるよう」頑張るんでしょうね。
抽選の場所を提供している企業側は?
企業は内容をほとんど把握していません。旅行代理店から無料で提案を受けているだけなのです。またツアー代金は企画している旅行会社が負担しています。チラシや応募ハガキの印刷代金も負担しているのです。企業としても全て無料で客引きの「抽選」を提供してくれる旅行代理店は、有難い存在?なのかも知れませんね。
国民生活センターでも注意喚起
これらは、独立行政法人国民生活センターでも注意喚起されていました。
「当選した無料バスツアー 高額商品の販売勧誘に注意!」高額な毛皮店、宝飾店での過度なセールスに注意してください。
その場の雰囲気にのまれたり、旅という非日常の中で気分が高揚したりしてつい購入してしまうケースがみられます。強引に勧められても、冷静になり、本当に必要なものかをよく考えましょう。必要なければきっぱりと断ることが大切です。契約はしない事ですね。全て自己責任です。欲しいものがあってもそこでは買わずに、ご自分で後日買いに行く程欲しければ買ってもいいのでは思います。
最後は満足?
人間は自分の行動に関しては、良いイメージを持ちたいものです。例え高額な商品を買わされても「良い買い物だった」「騙されていない」とおもいがちなのです。でも私は聞きたいです。「本当にそれ欲しかったですか?」今欲しくないものを買わなくても良いのです。
あとがき
これは何にでも言えることですが「無料」に関して「何で?」と違和感を感じる事が大事ですね。抽選で当たったからとかで少し分かりづらいかもしれませんが、昔から言う「ただより高いものはない」です。やっぱり旅行はお金出して行くものですね。より良い思い出の為に充実した訪問先にお金と時間を使いましょう。
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