こんにちはミライです😊
先日は雨による水害が各地で発生しましたね。先日図書館に言った際に見つけた昔流行った「自衛隊防災マニュアル」があったので紹介します。とっさの事態にあなたは正しい行動が出来ますか?
火事
揚げ物油や石油ストーブなど、油が原因の火災のときは水をかけるのはダメ!より火が強くなります。
「自衛官の自宅には消化器が複数ある」
らしいです(驚)出火から一刻も早く消化するために、キッチンや寝室など各部屋に消化器を1本づつ設置しているらしいです。確かに今は安くて小型であったり、スプレー式の消化器もありますからね。
地震
地震が起きた時にまず、すべき事は?
・家にいたら
「ドアを開けて出口確保」
まずは、スリッパを履いて、窓ガラスの飛散から守り、なるべく早くドアを開けましょう。揺れで家が歪みドアが開かなくなる恐れがあるからですね。
・車運転中は?
路肩に駐車して、ラジオを確認
ハンドルをしっかり握り、徐々にスピードを落として路肩に駐車しましょう。また車を置いて避難する時は、警察官が車を移動できるように鍵は置いたまま。さらに連絡先を書いた紙を置いていきましょう。
「自衛官は自家用車のガソリンを半分以下にしない」
交通機関が混乱した場合や、救急車を呼んでもなかなか来なかったりします。どんな事態でも動けるようにガソリンは常に補充しているようです。
海で遭難
海や川でライフジャケットや浮き輪がない緊急事態では「ペットボトル」が活躍します。1.5Lのペットボトルなら1本、500mlなら2本くらいで浮力を得る事が出来ます。お腹と胸の間当たりに抱え込み、静かにキープすると顔を水面から出せます。
止血する方法
・関節圧迫止血法
傷口より心臓に近い位置を圧迫して、止血する方法です。
・直接圧迫止血法
出血している傷口を直接強く抑えて止血する方法です。止血までは10分ほどかかりますが、どんな部位でも使えて簡単なので覚えておきましょう。
「自衛官はハンカチより手ぬぐい率が高い」
手ぬぐいはハンカチよりも長さがあるため、様々な用途に使えます。止血やマスク、タオル等です。
山で遭難した時は?
低い山で迷った時は、下山よりも山頂を目指して登るのが正解です!
山頂に向かった方が遭難回避や救助のチャンスが増えます。下山は山を登るより体力を消耗します。山頂付近は広く開かれた場所や避難小屋があったり、上空から発見しやすいメリットがあります。
SOSのモールス信号は?
SOSの、モールス信号知っていますか?短く3回と長めの3回です。これを何回も繰り返してください。
他にもここに書ききれていない対処法や考え方が満載です。なかなか真似をすることは難しいかもしれませんが「こんな使い方が出来るんだ」「こんな思考でかんがえなきゃならないんだ」と衝撃を受ける内容も多いです。もし、まだ読んだことが無いのであれば是非一読する事をおすすめ致します。
あとがき
人間とは非常に弱い生き物です。様々な自然の脅威にさらされた際に、どのように考え、行動するのかを勉強するにはちょうど良い本だと思います。内容は絵や写真も載っていて、字も大きく分かりやすく説明しています。この本を読むことによって命を守れる、もしくは助けられる事があるかも知れませんよ?
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