転勤したい?

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転勤族

こんにちはミライです😊

今日は転勤って言うテーマを少し掘り下げて話をしようかなと思います。私は25年間転勤族をしています。その理由や今どうなのかを説明できればよいかなと思います。

なんで転勤族になったの?

就職をする事で、転勤を行う事がワンセットになっていた時代に就職しました。当時は就職の方が優先されており、転勤に関してはそこまで考えていませんでしたね。家族を持つ、親の面倒を見るなどは頭の片隅にもなかったからですね。

転勤は日本の文化

転勤は日本独特の雇用慣行だと言われます。終身雇用のもと辞令に従って経験を積むのが、これまでの会社では普通のことでした。子育てや介護、自分自身のキャリア選択など、自分の生活よりも会社の理屈を優先させてきた日本の転勤文化ですね。

どれくらいの人が転勤してるの?

1年間に転勤を経験した人(2021年)は63万人で、うち単身赴任は42万人にいます。

転勤しないといけない会社はどのくらいある?

転勤を「会社主導で決めている」と答えた企業は80%

独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の2016年度の企業調査

日本で転勤が一般化した背景には、高度経済成長期に企業が国内に拠点を広げる過程で各地に一定数の社員を行かせる必要があったことや、例えばある地域の事業所を閉鎖しても解雇せずに別の事業所に異動させるように、雇用主が従業員の雇用を保障する代わりに異動の権限を持っていることを理由にあげる。

多くの会社特に大手は転勤必須ですね。転勤しなくても就職は出来ますが、昇進や昇給に影響してきます。

就職したくない会社は?

株式会社マイナビの「マイナビ 2022年卒大学生就職意識調査」では、行きたくないと思う会社について結果がでています。「ノルマのきつそうな会社」と「暗い雰囲気の会社」の次に多かったのが「転勤の多い会社」で、前年より2.2%増の24.9%と、ほかのどの項目よりも増加率が高くなっていた。しかも若者の方が顕著に転勤を嫌がっています。

世の中の動きが変わってきたのでしょうね。自分や家族を犠牲にしてまで就職を優先しない世の中に変わってきたと思います。私も良かったかどうかは分かりませんが、家族を転勤につき合わせたことは正直後悔しかないです。自分(会社)の都合で仲の良かった人達への別れを強制的に行ってきたからですね。

変わりつつある転勤

転勤を無くしたり、許可制にする会社も増えてきました。どこで働くのかは家族みんなの人生にも関わり、コロナ禍でリモートワークも広がった影響もあると思います。

理由は人材確保です。少子高齢化で優秀な若者の取り合いになっている業界もあります。多様性が求めらる中、育児や介護で辞める優秀な人材を、会社は引き留めないといけない。転勤しないことを含め、選択肢がある会社が選ばれていく。個人がそれぞれの価値観や夢、キャリア観を持つようになり、会社と対等な関係を築いていく時代が来ています。そんな時代に、今後一方的な転勤や単身赴任は続けられないでしょう

転勤を命じられたら退職届を持ってくる若者もおり、働くモチベーションの低下にもなっているようです。社員の考え方は年齢や家族構成によって異なっており、一方的に転勤などを命じることは難しくなりつつあります。社員のキャリアアップにつながるとしても、会社側がそれぞれの立場に応じて丁寧に説明しないと、納得感は得にくいのです。

転勤できない理由は?

介護が最も高く、持ち家、子どもの教育、ペットを飼っているがそれに続いています。

逆に言えば、転勤をする為には上記の事を諦めなければならないのです。この多様性の時代に転勤がそぐわなくなってきたのです。

あとがき

転勤しなくても良い会社として、最近yahooニュースでも話題になりました

NTTグループは、リモートワークを基本に、働き方を自由に選択できる制度を7月から導入するそうです。ワークインライフ(健康経営)を一層推進するには、「住む場所」の自由度を高めることが重要と判断した。新制度では、日本全国どこからでもリモートワークで働けるようにする制度(リモートスタンダード)を導入する。これにより、転勤や単身赴任を伴わない働き方の拡大も図る。制度開始当初は、社員の約5割程度が対象になると想定している。

NTTは以前は民間ではなく公営でした。という事はこういう事をする背景には国の影が見え隠れしているのです。こんなに大きな会社が動いているので皆も考えなさいよという圧力ですね。

私も含め皆さんも今後の働き方について考える事は必要ですし、お勧めいたします。いつまでも会社に支えられている状態ではなく、会社を支える、会社と交渉できる人材に成れるよう日々勉強を重ねていきましょう。

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