「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」を読んで

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手取り17万円のサラリーマンからフリーランスに転身することで億万長者になった、やまもとりゅうけんさんの書いた「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」を読んだので内容をご案内していきます。

一生懸命働いていてもナカナカお金は増えないですよね?サラリーマンで働いていると国や会社に搾取されている部分があるのをご存知ですか?お金を稼ぎたいなら独立した方が有利と言う事がこの本には書かれています。

会社依存型からの脱出

資本主義社会ではお金が全てです。会社の経営者はやりがいを誇張して、安い給与で働いてもらい利益を得ています。また会社都合での雇用契約の変更や給与体系の変更、仕事内容の変更は多々あると思います。このように会社に依存していると自分の生活リズムもコントロールしずらくなりますね。

中堅サラリーマンが、最も損をしている

サラリーマンにもメリットはあります。会社の看板を出せば簡単に信用が得られるし人脈も広がっていきます。これは独立後にも役に立つ場合が多いです。また日本のサラリーマンは労働基準法で手厚く守られています。多少仕事が出来なくてもクビになる事は無いでしょう。やる気無しで時間が過ぎるのを待つ人はサラリーマンと言う働き方はパラダイスでしょう。しかし多くの中堅サラリーマンは頑張っている割にメリットは少なく、他のサラリーマンがサボっている分まで安月給と言う形でカバーさせられている状態なのです。

会社としてはやる気無し社員を首に出来ないから、社員全員の給与を下げてバランスを取っている訳です。皆でダメ社員を養っている状態ですね。

〇サラリーマンは安定していない

実はサラリーマンの平均給与はどんどん下がってきています。平均給与推移ですが1994年度は465万円だったのが2018年度には433万円に下がってきています。

給与だけではなく家賃補助や家族手当と言ったサラリーマン特有の福利厚生もどんどんカットや値下げされ続けています。この状況は上向きになる事は考えにくく、緩やかな下りエスカレーターに乗り続けているような感じです。さらにコロナショックで飲食業界や旅行業界では大打撃を受けていきなりの給与減、これのどこが安定しているのか?働きに見合わない安い給与で働かされ、やる気のない人の分までカバーされている状態です。だから何の疑問も持たずに安定していると思い込んでいるサラリーマンと言う働き方を見直し、別の生き方を考えるべきだと著者は言っています。

サラリーマンは自腹を切らされている

経費の問題ですね。自宅でテレワークをする時に使うパソコン、電気代、家賃、仕事で着るスーツこれらは会社に経費として申請しても通りません。しかしフリーランスなら仕事に必要なものなら経費として処理できる可能性が高いのです。

サラリーマンの平均年収は400万円程度ですが、そこから税金を引かれて手取りはさらに少なくなります。そこからスーツや鞄、靴と言った仕事に必要なものを自腹で購入するので、自由に使えるお金は減ります。それなのに税金は手取り額全てにかかっています。

必要経費を申請して節税できるフリーランスと比べて手元に残るお金は自然と少なくなるのです。フリーランスは「収入-経費」の残りから税金を引かれるからです。

フリーランスはノーリスクハイリターン

日本ではまだまだサラリーマンと言う働き方が主流です。その中で「フリーランスになれ!」と言われても心理的に難しいでしょう。サラリーマンより不安定で優秀な人しかなれないイメージありますよね?

しかし、実際には優秀なサラリーマンはひと握りで、フリーランスの中には無断欠勤や自堕落な人も沢山いるそうです。もし現在中堅サラリーマンで普通に仕事をこなす能力があれば、フリーランスになっても同じように働ける可能性が高いそうです。

収入の枠を広げる

貯金よりも自己投資を優先させるという事です。本を読んだり、セミナーに参加したり人と会ったりして、もっと稼げるようになるべきだそうです。手取り額の枠内で物事を考えるのではなく、その枠組み(手取り額)をどうすれば変えられるかを考えて行動するということですね。

貯金ではなく、知識やスキル、人脈等の「財」を貯めるべきだと著者は訴えています。

まずは副業から始めてみる

いきなりサラリーマンを辞めてフリーランスになるのは勇気がいりますね。そこでまずは副業からスタートするのです。ここで言う副業とはアルバイトで働くことでは無いです。時給でバイトしてもコスパが良くなく収入はしれているからです。そこでクラウドワークスやランサーズといったフリーランス用のマッチングサイトを利用するのです。

プログラミングや動画編集が出来たりイラストが書けるならいくらでも仕事はありますし、文章が、書けるならライター系の仕事もあります。アンケートに答えるだけだったり完全ノースキルで誰にでもできる仕事が沢山あります。最初は金額を気にせずに受けて実績を作りましょう。

「動画編集とかむずかしそう」とお思いでしょうが、今やYouTubeでも無料で独学する事も十分可能で、実際フリーランスで動画編集者として活躍している人の中には独学で編集技術を、覚えた人も多いらしいです。そして実績を積んである程度収入が得られるようになったら会社を辞めて独立さるというのがオススメらしいです。

「受注側」から「発注側」へ

自分が作業した結果に対して報酬をもらう仕事であれば収入を上げようと思うと、作業単価を上げるか長時間働くしかないからです。しかし一人で頑張っても限界がありますよね。たいして稼げないし、自由な時間も減るという事です。

労働を最小に抑え収入を最大に増やしたければ「発注する側」に回る必要があるのです。そうすれば他人の時間を使って自分のお金を産むことが出来るようになります。例えばフリーランスの動画編集者の場合、最初は自分がクライアントから仕事を受けて納品するという仕事になりますよね。満足していく仕事を続けていればいずれ受注できる仕事が増えてきて、そのうち自分一人で抱えきれない案件が舞い込んできます。そこで「今は忙しいので」と断るのではなく、自分の周りにいる信頼できる仲間を作っておいて彼らに仕事を振り手数料を得られるようにすれば、自分は少ない労働で利益を得ることが出来るのです。つまり、ある期間後は動画編集者ではなけディレクターに回ると言う事です。

動画編集者では一般的には月収60万円が限界と言われているが、ディレクターも兼ねれば月収300万円も目指せるようになるそうです。

多くの仕事を、請け負える仕組みを作り「受注する側」から「発注する側」に回ることによって「少ない労働で大きな利益を得る」ことご実現出来るという事です。

あとがき

読んだ後の実感は「確かにな~」と考えさせられました。フリーランスへの転身はなかなか難しいことだと思いますが、その準備の為の税金等の勉強や副業はできますので、私も少しずつ準備していますね。やはり会社に依存するとなかなか自由な時間や収益が立てられないからですね。できる限り会社だけではなく自分の稼ぐチカラを育てる事が大事だと思います。よく周りのみんなは「めんどくさい」とか言いますけど、勉強は結構楽しいですよ?皆さんも私と一緒に勉強して、今後も「より良い生活が営める」ようになりましょう!

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