これはサラリーマンYouTuberのサラタメさんか書いた本です。今の時代大企業でサラリーマンとして働いていても将来安泰とは限りません。しかしこの本を読んで「3つの武器」を手に入れれば、この時代でも安定を手に入れる事が出来ます。
真の安定を手にする3つの武器
- リーマン力
- 副業力
- マネー力
詳しくを1つづつ説明してきますね。
1つ目の武器「リーマン力」
リーマン力とは会社員として、活躍する仕事力の事です。できる人の考え方を身につける。
仕事ができる人は頭の中に「思考のピラミッド」があります。
できる人は何か考え方をする時に「結論」が、頂点にあってその下に複数の「理由」とそれを支える「根拠」が連なっている図を頭の中で作ります。例えばできる人の考え方として送別会のお店を決める時に、「結論」を「日本料理かぐやで開こう」と仮決めしてしまう。その後で「大人数が入れる」「予算内に収まる」といった理由をつけていきます。その根拠として「30人入る大部屋がある」「5千円のコースがある」などを付け足していくのです。
報告はPREP(プレップ)を意識する
PREP(プレップ)とは?
結論の「Point」、理由の「Reason」、具体例の「Example」、また結論の「Point」の4つの頭文字をとった言葉です。
この結論→理由→具体例→結論の順番で話をすると相手に物事が伝わりやすくなります。これが出来れば上司への報告や相談もスムーズに行えます。
意味の無い仕事は捨ててしまう
できる人ほどダラダラ仕事や残業をしない。仕事のスピードを上げたいのなら「仕事をしない事」が、一番大事なのです。資料を作るのに毎回1時間かかるのであれば、それを無くしてしまうという事です。
人のスピードには限界がある為、その工程自体を無くせば時間を有効に使えます。
パレートの法則
イタリアの経済学者のパレートは、「結果の8割は全体の2割の要素によってもたらされる」
と言っています。会社に置き換えると、全体の仕事時間の2割が 業績の8割を生み出しているという事です。だから仕事をする上では大切な2割の仕事を見極めて無駄な事に労力を使わない事が大切なのです。
転職活動をしてみる
転職する気が無くても転職活動はしておいた方が良いです。転職活動は自分の「商品価値」を客観的に見られる良い機会だからです。もしかしたら今よりより多くの給与がもらえるはずなのに、安月給でいい様に使われているかもしれないからです。著者はこの転職に関して「ワークバランス」を重視する事を言ってます。仕事と生活のバランスが取れる事です。定時で帰れたり、有給がきちんと使えるかどうかですね。「真の安定」は本業と副業で手にする事が出来るので、本業ばかりに必死になり過ぎないように忠告しています。だから「高収入だけど残業が多く休日出勤が多い企業」よりは「年収はそこそこだけど、定時で帰れる企業」を選んだ方がよいと説いています。
2つ目の武器「副業力」
最大の利点は「上限なく稼げる」という事です。会社員だと昇給はたかが知れていますが、副業は働けば働くほど稼げます。トータルの年収で部長クラスを超えてしまうことも出来ますよね。しかも副業は上司の指示に従う必要もなく、自分の好きな時に好きなように働けるのです。副業で出した成果は自分の実績になり、良い仕事を続ければ仕事の依頼は増えて、新たな仕事に繋がります。
オススメの副業
少ない労力で大きな利益を生み出す仕事です。ネットを使ったブロガーやYouTuberとかプログラマー等は始めるコストが低くて稼げる額が大きくなる傾向に現在あります。
高額教材に手を出すな
今はインターネット上に無料記事やYouTubeでも解説動画があがっています。本屋でも優秀な物も手に入るし、「毎月10万円稼げます! 購入金額8万円」とかに騙されないようにしましょう。
副業のスキルを上げる方法
副業のスキルを上げる1番の方法は「実際にやってみる」です。勉強して実践を繰り返すのです。これで「稼ぐチカラ」はグングン上昇していきます。
3つ目の武器「マネー力」
本業と副業で稼いだお金をしっかり守って、さらに増やしていく。
保険の見直し
日本は社会保険、健康保険がかなり充実しています。ケガや病気に備えるなら生命保険に入るより、その分貯金した方がおすすめなのです。この本によるとサラリーマンが入るべき保険は
最低限の保険
・扶養家族が居るなら掛け捨ての生命保険
・家を買ったのなら火災保険
・自家用車があるなら自動車保険
これだけで充分だと言っています。
インデックスファンドに投資
これは投資でお金を増やすという事です。仮想通貨やFXはギャンブル性が高いです。ハイリスクハイリターンですね。インデックスファンドとは「株価指数に連動した投資商品のパッケージ」ですね。
インデックスファンドのメリット
手数料が安い:株価指数に連動するだけで投資先を選んでいるので手数料が安く設定されています。
長期スパンで右肩上がり:最近だとアメリカの「S&P500」の株価指数を基準にしたものが人気です。少しずつですが資産が増えていく可能性が高いです。とは言っても投資に絶対はありません。自分で勉強して投資先を選ぶようにしましょう。
あとがき
この本も凄く勉強になりますね。良書です。具体的な内容や細かい部分までは書いていませんが1度読む事をオススメします。本を買う二千円をケチってはダメです!この人もこの本を書くのに一生懸命考えて書いたと思います。それが二千円で読めるのは凄くコスパが高いと思います。この本に限ったことではないですが、本を買う事にできる限り躊躇しない事ですね。今は場所も取らずに便利に読める電子書籍も多くあります。文明の利器も活用してしまいましょう!
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