私も軽自動車に乗っていますが、普通自動車との比較を分析してみました。まずお勉強ですが
軽自動車とは?
1998年に改定された現在の軽自動車規格は、「エンジンの排気量が660cc以下、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下」の三輪および四輪自動車となっています。この規格を満たしている車は「軽自動車」と言われます。
軽自動車は日本だけ?
軽自動車は、規格が日本だけのものなので海外で販売されていません。 一部の軽自動車はエンジンや車両サイズなどが変更されて輸入されており、軽自動車の規格外となっています。 そのため、海外では軽自動車規格の車を見かけることがほとんどありません。
軽自動車と普通自動車の割合
走っている車の約4割が軽自動車ですね。しかもここ30年で15%程伸びています!
2020年では、軽自動車の保有台数は3000万台以上となり、5ナンバー・3ナンバーなどの普通乗用車を含めた総保有台数において、約39.7%を占めるほどとなりました。以前の1989年(平成元年)では、軽自動車は1000万台強で、保有比率では26.1%だったのです。
そんな人気の「軽自動車」ですがメリットとデメリットをあげていきましょう!
軽自動車のメリット
1. 燃費が良い:軽自動車は一般的に燃費が優れています
まぁプリウスには負けますけど、エアコンガンガン付けても燃費は1リットル17kmぐらいですかね。(自身のNBOXの数値参照)
2. 車両価格が安い:軽自動車の購入価格が低く、初期コストが抑えられる。
今の軽自動車は高くなりましたけどね💦新車で200万円と言う車も珍しくありません。しかし普通自動車と比べると安価に購入する事ができますね。
3. 税金が安い:軽自動車は自動車税や自動車重量税が軽減される場合が多い。
自動車税については、普通自動車が2万5000円~11万円(総排気量に応じて変動)かかるのに対して、軽自動車であれば1万800円に抑えられます。
4. 駐車が楽:コンパクトなサイズのため、駐車が簡単でスペースを取りにくい。
取り回しが軽いし、Uターンする場合でも短い距離と範囲でできる為、街乗りには助かりますね。
5. 車検が安い
車検料金は一般的に普通自動車よりも低い場合が多いです。一般には車検基本料は、軽自動車が3万~5万円、普通車は4万~5万円ぐらいで、エンジンオイル等の量も普通自動車より少ない為安く抑えられる場合があります。
6.手続きが省略される
普通自動車を購入する際に必要になる印鑑証明書の提出が不要であり、手続きが簡単に済ませられます。車庫証明書についても、提出が義務付けられている地域でなければ提出は不要です。
軽自動車のデメリット
1. 乗車人数や荷物スペースが限られている
軽自動車の乗車可能人数は大人4名までとなっています。(子供は2人で1人とカウント)
また小型のため、大きな荷物を運ぶのが難しいです。最近のワゴンタイプの軽自動車は意外に荷物は多く乗りますが、全長が短い為長いものは運びにくいですね。
2. 馬力制限があり、パフォーマンスが制限される
軽自動車の最高出力は64psに制限されているため、高速道路での走行性能は速度が出にくく普通自動車よりもパフォーマンスが低くなりますね。また上り坂など、パワーが必要な場面では快適な走行ができない場面もあります。
3. 安全性が低い場合がある
現在の軽自動車の安全性は飛躍的に向上していますが、やはり普通自動車にはかないませんね。より安全性を求められる場合は普通自動車をお勧め致します。
4. 快適性が制限される
長距離のドライブや高速道路での乗り心地が普通自動車に比べて劣ります。クッション性が全然違いますね。軽自動車は路面の状態に凄く影響され、乗り心地は悪いですね。またハンドリングも軽く買い物程度の距離ならば良いかもしれませんが、安定性や疲労感で言うと全く別物の乗り物になりますね。
5. 高速道路料金が割高
一部の高速道路では軽自動車でも通行料金が普通自動車と同じであることがあります。
〇あとがき
一人ひとりの生活様式によって買う車を選ぶことですね。乗りたい車を、買いたい!っていうのもモチロンありだと思います。しかし、車を維持する為の費用も考えなければなりません。何年ぐらい乗るのか?どんな目的で買うのか?その機能は必要なのか?吟味して購入する事をお勧め致します。あまり車の必要性が少ないのであれば、タクシーやレンタカーも視野に入れた方が良いですね。
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