こんにちはミライです😄
今日はたまたま自分の車がリコール対象になってしまい、ディラーの営業から電話がありました。よく「リコール」という言葉は聞きますが、実際はどう言った場合にリコールとなるのでしょうか?
車のリコールとは?
自動車が設計や製造過程で、何らかの不具合があった場合に自動車メーカーが無料で回収と修理を行い、事故やトラブルを未然に防ぐための制度です。
どれくらい発生してるの?
毎年300件以上の報告があり、とても多いのが特徴です。
令和3年度における自動車のリコール届出は、国産車と輸入車を合わせて、総届出件数369件(対前年度15件減)、総対象台数4,257,931台(対前年度2,352,626台減)でした。
出典:国土通産省
リコールはどうやって連絡がくる?
自動車がリコールになった場合は、自宅に自動車メーカーやディーラーから電話があったり、DMなどでリコールの通知表が送付されます。またTVや新聞、ネットなどで自動車メーカーからリコール車種の告知が出されます。しかし持ち主が変わったり、住所が変わったりで情報が違う場合もありますので、伝えたい人に伝わらない場合もあるんですよ。
自分で知るには?
- 自動車メーカーのサイトで調べる・・・各自動車メーカーではホームページにリンクが貼っていますので、そこで自分の車種や年式などを調べていけばわかります。
- 国土交通省のサイトで調べる・・・詳しく内容を知りたい人はこちらかもしれません。
リコールに期限はあるの?
リコールの対応に期限は設けられていません。国土交通省のウェブサイトでも20年以上前のリコール情報を掲載しているなど、自動車メーカーは過去にさかのぼってリコールの対応を義務付けられています。
リコールの修理にお金かかるの?
所有する自動車がリコール対象車となった場合は、新車、中古車を問わず無料で修理してもらえます。
リコール隠しはあるの?
三菱リコール隠し事件が有名ですね。2000年に運輸省の監査で発覚した大事件です。本事件を基にした池井戸潤の小説『空飛ぶタイヤ』を私も見ましたが、凄くリアルで生々しいかったです。リンクを貼っていますので是非読んでみてください。リコールの怖さ、実際にどういう形で発覚して対応するのか勉強にもなりましたし、非常に興味深く書かれてます。
近年では、自動車メーカーのみならず、企業はコンプライアンスについて真剣に取り組むようになっており、リコール不正は滅多に起こらなくなったと思います。むしろ近年のリコールは、企業がコンプライアンスを明確にするため、保安基準に適合しなくなる可能性が少しでも分かった段階で、早めの対応をするようになったといえる。
あとがき
リコールは生産した後でも安心して車に乗れるように検査等を行い適切に処置してくれる優秀なシステムです。決して目くじら立てて怒らないようにしましょうね。間違いは誰にもあります。問題はその後の対応をどうするかだと思います。これはリコールだけではなく、日常生活にも言える内容だと思います。私も日々成長できるように取り組んでいきます😉
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