フランチャイズとは?

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こんにちはミライです😁

今日は読者の1人から調べて欲しいと要望がありましたので、今回は「フランチャイズ」について調べてみましょう。もし他にも調べて欲しいなどの問い合わせがあれば、気が向いたら調べますんで(笑)

フランチャイズとは

フランチャイズ」とは、本部と呼ばれる「フランチャイザー」加盟店(フランチャイジー)が契約を結び、加盟金(ロイヤリティ)を支払うことで商標の使用権や商品&サービスの販売権、ブランドや営業ノウハウなどを得られるシステムの事です。

一方で直営店とは、フランチャイズを展開する企業が直接店舗を運営する事です。

このフランチャイズの語源はフランス語「franchise」で、日本語の直接的な意味は「自由・率直」になります。 この語源からも分かるようにフランチャイズというビジネスモデルは、ある意味縛られることなく自由に事業を行うといったものです。

ロイヤリティ(加盟金)の相場

ロイヤリティ(加盟金)の相場は、業界や本部の方針で割合が異なります。下に挙げた数字はあくまで一例です。契約する本部によって異なるので、あくまでも目安としてください。

飲食店:相場は3~10%。人件費や原価率が高いため、やや低めに設定されています。

コンビニエンスストア:相場は30~60%。他のフランチャイズビジネスより高く設定されているのが特徴で、本部の方針、契約、お店や規模などによって開きがあります。

学習塾:相場は10%~30%。材料費などがかからないことから高めに設定されています。

代表的なお店は

コンビニ各社(セブン、ローソン)、お弁当チェーン(ほっともっと、ほっかほっか亭)、ファーストフードサービス(マクドナルド、モスバーガー)、飲食店(CoCo壱、コメダ珈琲)、雑貨屋(キャンドゥ、ハードオフ、)ラーメン(花月嵐)、居酒屋(白木屋)などなど結構、どの業界でも存在しますね。

はじめてのフランチャイズは?

フランチャイズの歴史は19世紀のアメリカで始まったと言われています。 その起源は1850年代、ミシンを製造していた「シンガー社」が、販売権を持つ小売店(いわゆる代理店)を全米に設置したのが始まりだとされています。

日本でフランチャイズが導入されたのは、1963年(昭和38年)のダスキン不二家が最初と言われています。 ダスキンは、各種の道具を使って会社や工場からほこりを除去するダストコントロール事業を母体として同年に設立され、その後ミスタードーナツも経営しています。

直営店とフランチャイズ店の比率は?

マクドナルドは、76%(フランチャイズ)対24%(直営店)

モスバーガーは、約90%の店舗がフランチャイズです。

コンビニでは、97%がフランチャイズ。一時的に直営でオーナー店に変わる事もあります

どうですか?結構驚きませんか?皆さんが知っているほとんどの店舗がフランチャイズなんですよ。

フランチャイジーの年収は?

フランチャイズオーナーの収入は、平均年収400~500万円程度に収まることが多いです。売上から本部に払うロイヤリティと、変動費や固定費、保険料などを除いた金額です。コンビニオーナーの年収は、約600万~700万円とされています。

なんで近くにコンビニ作るの?

ある地域における店舗数を増やして密度を高めることで、配送効率や地域シェアを向上するのが、チェーンストアの「ドミナント戦略です。これは、他の流通企業も採用している一般的な戦略です。

分かりやすく言うと、チェーン展開をする為には、売上や費用を一定にしないと作業マニュアルや物流、全店統一された棚割りが崩壊するのです。そうならない為に、わざとに、繁盛店の場合は、売上を一定にする為に近くに同じ店舗を作って経営効率数値を均一化を図るのです。イレギュラーのお店を無くすんですね。これは、チェーンストア経営の基本になります。

フランチャイズのメリットは?

• 未経験でも参入できる

業界を全く知らない人でも、研修や勉強会を通じて新規参入が容易である。既に開発された技術や商品を利用する事ができ、ノウハウ提供・経営指導を受けられます。

• 店舗売上の拡大に専念できる

管理面での業者の選定や、人員募集などは本部で一括管理も出来る為、売場での作業に傾注できます。

• フランチャイズ本部のブランド力を活かせる

CMを流したり、SNSでの情報発信、新規商品の宣伝を行うし、ネームバリューで新規顧客も獲得できます。

• 仕入れなどでスケールメリットが受けられる

大量生産の為、仕入れコストを低く抑えられ、費用に関しても同様です。

上記の理由により、経営未経験者や業界知識がない方でも独立・開業が可能になります。資金や人員集めをはじめ、仕入れや流通、店舗の内外装の準備など、さまざまなメリットが受けられます。

フランチャイズのデメリット

• ロイヤリティを取られる

当然ですが売上を上げれば上げるほど加盟金(ロイヤリティ)の支払額が大きくなります。

• 独自性が出しにくい

もちろんチェーンストアなので、統一感がない事はできません。売場構成や陳列棚割り、ここが強みでもある為、独自性は皆無に等しいです。

• 同チェーン店の不祥事の巻き添えになることがある

どんなに真面目に商売と従業員教育を行っても、同チェーン店での不祥事があった場合、売上に大きく響く事があります。

フランチャイズとチェーン店の違い

チェーン店とは、本社が直営する店舗であり、本社の資本によって展開される事業形態です。 これに対して、フランチャイズ店は、本社と店舗経営者が契約を結び、店舗経営者の資本で運営をします。 フランチャイズ店に加盟するには、加盟金などの費用を準備する必要があります。

あとがき

脱サラしてコンビニ経営なんて話を聞きますが、現状はそんなに簡単なものではないようですね。なかなか利益を出すことも難しいので、夫婦で運営して人件費を節約するなんてよくある話です。しかし最近ようやく、賞味期限間近の値下げを認めたり、営業時間の短縮を認めたりし始めています。

フランチャイズは簡単に始められるかもしれませんが、辞める時にはそれ以上に大変です。支度金も少ないので安易にスタートするのではなく、きちんと計画的に商売は行いましょうね。

アメリカの小売業は日本の数十年先を進んでいると言われており、amazon等の参入もあり小売店舗数も減ってきています。IT化が進み今後の日常生活にも変化が起こっているんですね。日本は独自の小売り体系を築いていると言われますが、影響はあると思います。

これからも皆さんの日常生活がより豊かに慣れるような情報を随時発信いたします。

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