こんにちはミライです。
今日は酒の税が変わり、お酒の値段が変わることが既に決まっている事実を知っていますか?という話になります。
私も先日、全国小売酒販組合中央会に参加して再度受け止めた事実なんですが、皆さんと共有できればと思い書かせていただきます。
2023年と2026年にお酒の値段が変わります!
酒税改正によって平成29年度に決まりました!
何のために?
類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下、酒税改正を実施します。
出典:財務省 酒に関する資料
せっかく企業努力によって開発された第三のビールやワインなどに関して、分かりやすく言えば均等に税を取ります。って言う事なんでしょうかね。段階的に値段が近づいて、2026年には税率はビールと同じになります。
2026年の価格はどうなるのでしょうか?製造方法や開発費回収などが複雑に絡みますので具体的な価格は誰にもわかりません(笑)
酒税の推移は?
近年の酒類の課税数量と課税額の推移
課税数量は平成11年度の1,017万㎘、課税額は平成6年度の2.12兆円をそれぞれピークに減少しています。酒税は、明治以降、地租とともに政府の 大きな財源となり、一時は地租を抜き国税 収入の中で首位となったこともありまし た。 その後、所得税・法人税等の直接税の ウエイトが高まり、令和元年度において は、酒税が国税収入に占める割合は1.9% となっています。なんと102兆円にもなります。
酒税は誰が払うの?
酒税の納税義務者は、酒類の製造者又は輸入者であり、製造場から移出し又は保税地域から引き取る酒類について、酒税を納める義務がある(第6条)
最終的には消費者に回ってくるのですがね。。。
お酒を飲む人は増えた?減った?
減りました!
お酒飲む人、年々減っていますね。理由は飲酒できる成人の高齢化、また若年者による飲酒の減少、酒自販機の減少が予測されます。かくいう私もお酒飲みません。昔に比べ娯楽も増え、飲酒を趣味としない人が増えたのでしょう。また技術革新により情報収取の改新が即でき、分かったことも多くなりました
「飲酒は病気のもと」肝障害、膵炎や糖尿病、心疾患、高血圧、胃腸障害、がんなど体の問題が起こりやすくなるだけでなく、睡眠障害やうつ病といったこころの問題を招くおそれもある。
各文献より抜粋
「飲酒は加齢を促進させる」飲酒は糖化リスクを高めるのだ。加齢とともにAGEsの蓄積は増え、飲酒という負荷をかけることで、その蓄積の速度が早まり認知症などの危険性も高まる
いずれも飲みすぎが原因でしょうが、このSNSが流行っている時代にそういう言い訳は聞かないのでしょうね。
お酒の自販機も減っていませんか?
これにも理由があります。昔は至る所にありました自販機、今は見る回数も減り少なくなっています。
全国小売酒販組合中央会は、平成7年5月の総会において、「より良い飲酒環境を形成し未成年者飲酒防止の観点から、現行酒類の屋外自動販売機は、平成12年5月を期限として撤廃する。」 旨の決議を自主的に行いました。
酒類自動販売機の設置台数の推移
従来型機については、残存率1.0%まで撤廃が進んでおり、国税庁としては、引き続き全国小売酒販組合中央会等とも連携して、従来型機の撤廃及び改良型機への移行を促し、より長期的には、全ての酒類自動販売機の撤廃に向けた取組について検討を進めていくこととしています。
出典:国税庁
ついには国ものっかって自販機撤去の流れが作り上げられました。
これには世の中の流れ、世間体が大きく関係するのでしょうね。事件や事故が大きく報道されお酒イコール悪の構図を作ってしまったのでしょう。この流れはタバコと似ている気がします。
あとがき
嗜好品として嗜まれていました酒、タバコを愛する人は住みにくくなったことでしょう。飲める場所、据える場所はどんどん減ってきています。税金もどんどん上がってきていますしね。
しかし個人的には税収の安定や公正化は良いものだと思います。しかしこの税金をより効果的に必要な場所へ割り当ててくれるかどうかが一番大事だと考えます。
コメント