ガソリン車はなくなる?

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こんにちはミライです。今日は皆さんの自家用車について話をしようと思います。実は私も車は結構好きでトヨタのの豊田章男社長の名言「僕はね、ガソリン臭くてね、燃費が悪くてね、音がいっぱいでる、野性味あふれるクルマが好きなんです」と深く同意します(笑)でも今はなかなかそういう車を乗るのは、家庭的に、環境的に難しいなと考える今日この頃です。

日本では2035年ガソリン車新車販売の禁止

2021年1月の国会の施政方針演説にて、菅義偉首相は「2035年までにガソリン車新車販売の禁止、電動車100%を実現すること」を表明しました。

この背景には『パリ協定』の『2050年カーボンニュートラル』が深く関係しています。

パリ協定・・・地球温暖化対策の国際枠組みでの会議で「世界が2050年までに脱炭素化しなければならない」とされており、国際社会的にCO2排出を減らす動きになりました。

環境問題やSDGsの声が高まる中で、欧米の圧力に負けて発言せざる終えなかったのではないかと考えます。現時点では断言できませんが、将来ガソリン車が廃止される予定になっています。 地球温暖化の原因となるCO2の削減、環境保全のために、これから先も脱ガソリンの動きは進んでいく傾向です。

テスラの台頭

2021年アメリカの電気自動車テスラが時価総額1兆ドル(約113兆円)の企業になりました。これはこれからの脱炭素化に向けての投資家の支援もあり、トヨタ(約30兆円)が負けてしまいました。これは世界に大きな衝撃を与えました。世界のトヨタが負けた、販売台数で30倍以上の差があるのにと。

環境に良いEV(電気自動車)車がこれからの未来を作ると世界的にもEV車の流れに切り替わりました。

真似が出来ない日本の高い技術

日本のガソリン車エンジン技術(内燃機関)は凄く、世界各国の技術水準を遥かに超えています。日本のエンジン技術は間違いなく世界1位であり、これが自動車産業世界一位の安全、安心のトヨタなのです。

なんと世界中が真似が出来ないのです。部品をバラバラにしても理解できないとまで言われています。これは、数十年たった今の技術でも同様です。熱感加工採用によって隙間をなくし壊れにくい設計、高強度の材料を生み出す日本の技術、これらに世界各国は太刀打ちできませんでした。

ガソリン車からEV車(電気自動車)へ

この為、トヨタ1強から引きづり下ろすための各国による、環境問題にすげかえたとも言える日本潰しとも言われています。そして、世界でもEV車への流れは進みフォルクスワーゲンは2030年までには50%をEV車、ベンツも100%EV車化を目指しました。その中でトヨタは35%を目標に掲げました。これには理由があったのです。

日本の雇用を守るトヨタ

EV車は構造が簡単であり、ガソリン車ほど複雑な技術は必要ではありません。もしEV化が進むと日本自動車産業の多くの人達の雇用が無くなります。よってガソリン職人達の職を失わないように。経済の衰退を食い止める為、新しい技術、様々な未来をを視野に入れて行動していたのです。また富裕層しか買えない高級EV車ではなく、一般大衆が買える価格設定も考えていました。

水素自動車の開発

トヨタは水素車の開発に力を入れました。

水素自動車とは、「水素」をエネルギーとする自動車のことです。環境にも優しいです。これを開発できれば、EV車が持つ問題点である、充電時間、バッテリーの容量、寿命なども解決出来、雇用も守る事ができると考えていました。しかし、まだまだ高級車であり、水素の貯蔵タンクの容量等解決すべき問題も多く。どの国もしなかった水素エンジン開発に乗り出したのです。

そして、トヨタは全ての問題を解決する水素エンジン搭載のカローラスポーツを完成させました。排気量1618ccの直列3気筒インタークーラーターボとなっており、エンジンオイルの燃焼分を除いたco2は発生しない。スーパー耐久シリーズ2021にも挑戦して、世界中を驚かせた。まさか、モータースポーツ競技でエコなスポーツカーを出してくるとは思わなかったでしょう。またEV車と違って排気音は、ほぼ同じで、車好きには堪らなかったのです。この大きな一歩のおかげで、流石世界のトヨタだ!その後EV車1強の未来は変化を余儀なくされ、多くの関係者や投資家が水素エンジンに注目するようになりました。フォルクスワーゲン、ポルシェも急遽、水素エンジン開発にも手を伸ばしました。

実は電気自動車はエコでなかった

皆が期待していた電気自動車ですが、実は製造過程で出るCO2の排気量は多く、10万キロ走ってようやくトントンと言うデータもあります。しかも10万キロではバッテリーが劣化するのので買い替え時期にもあたり、CO2削減は全く効果をなしていなかったのです。また、製造で使われる鉱物資源によって水質汚染、土壌汚染も発生しました。皆さんも10万キロも車使っていますか?多くの人はその前に買い換えると思います。

水素エンジンの特許を無償公開

そうした中での水素自動車の完成。水素エンジンは世界的革新となり、多くのメーカー、投資家が喰いつきました。また、トヨタもこの特許で莫大な収益が予想されたのですが、なんとトヨタは2015年から自分達が持っている特許を無償公開したのです。

その理由は、無償公開する事で世界技術の発展も促せるし、水素社会の実現を狙ったのです。他国と違い資源を持たない日本には、水素の躍進は重要なのでした。

どちらが未来を担うか?

電気自動車は、エンジンがなく、モーターで駆動するため、ガソリンが不要で、充電器で充電できることが特徴です。充電インフラの整備が進み、車両価格も低下してきていることから、今後も需要が増加すると見込まれています。

一方、水素自動車は、燃料電池で発電された電気をモーターで駆動するため、非常にエコであると言われています。また、水素を燃料として使用するため、排出されるのは水だけで、CO2やNOxなどの排ガスが出ないため、環境に優しいと評価されています。ただし、燃料電池に必要な水素の製造には、現時点では高コストとなっており、充電インフラや価格面では電気自動車に比べると整っておらず、需要はまだ限定的であると言えます。

これらは現時点での技術での予測になりますが、どちらが未来を担うかというと、それぞれの特徴を生かした活用が求められるのではないでしょうか?都市部や通勤路での短距離移動には、電気自動車がより合理的だと考えられます。一方、長距離移動や荷物運搬など、比較的大柄の車両では、水素自動車が需要があるかもしれません。

技術の進化によって、電気自動車や水素自動車、さらにいくつかの代替燃料車が登場する可能性もあります。自動車産業にとって非常に重要であり、今後も注目され続けるでしょう。

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