お金のカタチ

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こんにちはミライです😄

今日は皆さん大好き「お金」の話をします。でも今回はお金のかたちについてです。時代の流れによってお金はカタチを変えてきています。今回はその歴史について勉強しましょう!

物々交換

昔の人達は自分の欲しい物と相手の欲しい物との物々交換をして生活していました。しかし、相手が欲しい物と自分が欲しい物が違う場合は困りますよね。また、やりとりされる品物は、時間がたって古くなると、腐ったりして価値が無くなります。交換する品物を手に入れたら、できるだけ早く都合のよい取引相手を見つけなければならず、交換できる期間が限定されていました。

また、話し合ってからの交換になる為時間もかかります。この商品はどれだけ価値があって他の商品と比べて貴重なのかは経験してみないとわかりませんし、それこそ詐欺に会う可能性もあります。

こういったデメリットを、無くすために物々交換ではなく、物品交換が発明されました。

物品交換

物品交換では「布・塩・貝・砂金(金と銀を配合したもの)」をお金のように使い始めたのです。

これらは、当時誰にとっても価値があり、また、その価値が変動しづらいとされていたものです。 比較的価値が下がりにくい物品と欲しいものを交換していました。

中国では貝(貝貨)を用いた物品交換が一般的となりました。今でも「財」「貯」「貨」などお金に関する漢字に「貝」が多く使われているのはこの為だといわれています。

物品貨幣は物々交換よりも優れたものでしたが、質の悪い砂金が出回ったり、複製されたり、破損や腐敗といった問題が出たりすることもありました。 価値の安定が出来なかったのですね。そこで、自然物ではなく金属で作られた物品貨幣が広く使われるようになっていきます。

金貨、銀貨、銅貨

金や銀の価値は全世界共通でした、金は希少性の高さに加えて、見た目も良く、加工しやすく、いろいろなものに活用できる金属として重宝されているため、価値が安定していました。

貴金属は小さくて腐りません。持ち運びが簡単ですし、保存しておいても品質は変わりません。つまり価値が安定していますから、誰が売買の支払いとして使っても、安心して受け取ることができます。こうして、物々交換の社会は「貨幣経済」の社会へと発展することになりました。しかし、大量になると、とにかく重くて持ち運びが困難になってしまいます。

兌換紙幣(だかんしへい)

当初の紙幣には、「このお札を持って来れば、いつでも同じ価値の金(きん)と交換します」と書いてありました。「いつでも交換できる紙幣」という意味で、これを「兌換(だかん)紙幣」と呼びます。

世界中で行われましたが、日本では明治時代から日本銀行によって発行された、金貨(または銀貨)と交換される券です。そこで、「これを持っていれば金と引き換えます」という約束を書いた紙(約束手形)を取引に代用するようになりました。これが「紙幣」の始まりになります。紙は軽いし、持ち運びに便利ですからね。

不換紙幣(ふかんしへい)

経済が発展するとともに、紙幣が大量に必要になってきますが、日本銀行(日銀)が持っている金の量にはさすがに限りがあります。そのため、世の中に必要なだけの紙幣を発行できなくなるのです。

1942年から、日銀が持っている金(きん)の量に関係なく紙幣を発行するようになりました。紙幣を日銀に持ってきても、もう金とは交換しなくなったのです。人々は、それ以後も変わりなく紙幣を使っています。これは紙幣が「お金」だと信じ、国家を信用しているからです。

電子マネー

技術が進化して最近になり、とうとうお金はカタチを無くしてきています。それは電子マネーになってきているのです。皆さんもQR決済等の電子マネーを、利用していると思います。スマホ1つで買い物が出来るし、ポイントも貯まるし、昔は財布にいっぱいあったポイントカードも無くなってきていますね。便利さは脅威ですね。時代の流れを感じます。

仮想通貨(暗号資産)

また、暗号資産(ビットコイン等)も産まれました。デジタル技術が進化してブロックチェーンが発明されたお陰です。これは国によるお金のコントロールを無くして、皆で価値を認めあって信頼するお金のあり方です。

今までは中央集権的な国の銀行がお金のコントロールを行ってきました。それにより、インフレやデフレの調整を行ってきましたが、暗号資産では、中央銀行や単一の管理者を持たない分散型のデジタル通貨です。仲介者を必要とせずにネットワーク上でユーザーからユーザーへとビットコインを送信することで取引ができるのです。つまりは、銀行も要らなくなるのです。

現在は、投資目的で使用されているために値動きが激しくなっているので、仮想通貨ではなく、暗号資産としています。各国もコントロール出来ない新しい通貨は導入したくないようですが、技術や便利さは1度発明されると止まることはありません。これは歴史が証明しています。

今後どのようなお金のカタチに変わるかは想像もつかないですね。

あとがき

よくマンガで大昔は大きなお金の石を押しながら支払いしているシーンがありましたが、不便ですね。今はスマホ1つでも大丈夫だし、そのうち財布も無くなるかもしれませんね。写真も現像する事が無くなり、デジタルプリントへ移行したように技術の進歩で過去の遺物は無くなっていきます。そういった変化を楽しめ順応できるようになりたいですね。皆さんもどうぞチャレンジしてみて下さい。

と言ってもまだまだ財布は使いますね。私の財布もだいぶ年季が入ってきました(-_-;)新しい財布欲しいですね。でも多分悩んで1年後ぐらいに買うんだろうな(笑)amazonで人気ナンバー1のリンクを貼っていますので興味がある方はどうぞ覗いてみてください🤣

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