ねんきん定期便とは、将来自分がもらえる年金の金額、今まで支払った金額が書いている重要なお知らせです。
この機会に勉強しましょう!
ハガキと封書があります
「ねんきん定期便」には、節目年齢(35歳、45歳、59歳)に送られてくる封書版と、節目年齢以外の普段送られてくるハガキ版があります。
また、50歳未満の方と50歳以上の方で書式が異なります
ねんきん定期便
表面(おもて)
「これまでの加入実績に応じた年金額」とは
棒グラフで「これまでの加入実績」が書かれていると思いますが、そこに、書かれている金額は
将来(原則は65歳から)受け取れる年金額(年額)です。
この金額は現在でやめてしまった場合の金額ですので、
今後納付期間が長くになるにつれて「これまでの加入実績に応じた年金額」欄の金額は増えていきます。
「最新の月別状況です」
右のページには「最新の月別状況です」があります。
また、右下に「公的年金シミュレーター」があります。
「公的年金シミュレーター」は、働き方・暮らし方の変化に応じて、将来受給可能な年金額を簡単に試算できるツールです。
このQRコードを読み取ると
パソコンやスマートフォンから将来の公的年金受給額(以降、受給額)を試算できます。 IDやパスワードは必要なく、すぐに試算を始めることができます。
今後の「年収」、「就労完了年齢」、「受給開始年齢」を打ち込むことにより、年金の見込み額がスグに確認できます。
また、今までの納付状況も確認できますので、非常に便利なツールになっています。
使い方は厚生労働省からYouTubeも出されていますので、分かりやすいですね。
裏面(ウラ)
「これまでの保険料納付額(累計額)」
1段目には「これまでの保険料納付額(累計額)」です
20歳から大学卒業までの月数が「第1号被保険者」の欄に書かれている人が多いのでしょうか?
2段目は「これまでの年金加入期間」です。
大学を卒業してから会社員となった方の場合、会社員として働き始めてから現在までの月数が「一般厚生年金」の欄に記載されています。
年金をもらえるには何ヶ月払わなきゃいけないの?
120ヶ月です
国民年金、厚生年金、船員保険、合算対象期間等の合計である受給資格期間が「120月」以上になると、原則65歳から老齢年金を受け取る権利が発生することになります。
3段目には「これまでの加入実績に応じた年金額」があります。合計の欄には、オモテ面の中央下部にあった数字と同じものが記載されています。
また、右下に「お客様のアクセスキー」というのがありますが、これは「ねんきんネット」のユーザIDを取得するために使用する番号です。 「ねんきんネット」というのは、パソコンやスマートフォンで、いつでもご自身の年金情報を確認できるサービスです。 年に1度の「ねんきん定期便」を待たずとも、いつでも確認できる上に、今後の働き方(会社員か、自営業・フリーランスか、など)によってどのくらい公的年金額が変化するか、といったシミュレーションもできるようになっています。
あとがき
一年に一回来る通知なんで、たまには真剣に将来について考える機会と思い、調べて今後の人生計画に活かして見るのも良いですね。
50歳以上の見方は、そんなに変わらないと思いますが、私が50歳越えてからアップするかもですね(笑)
コメント